ComicStudio 4.0

森の熊太郎さんコミスタ教室 第6回:背景を描く

6-4便利なベクターレイヤー

ベクターレイヤーとは

最後に、ベクターレイヤーを紹介しておきましょう。

ベクターレイヤーベクタレイヤーの確認

[ベクター]レイヤーはペン入れや直線などの図形を描く専門のレイヤーです。[ベクター]レイヤーを新規作成すると、レイヤーのマークが赤くなっていて、これがベクターレイヤーであることが判ります。

この[ベクター]レイヤーはベタを塗ることや[鉛筆]ツールを使うことはできません。ペン入れや直線ツールなどは使えるのに、なんで制限があるんでしょう。なんだか不便そうなレイヤーですね。でも、実は背景を描くときにとっても便利な機能があるんですよ。

交点まで削除

格子状に線を描画

[ベクター]レイヤーでこんな風に線をひいてみます。[直線]ツールでも[ペン]ツールを使ってフリーハンドでも構いません、線を交差させた状態をつくってみて欲しいんです。

消しゴムツールオプション

線が引けたら[消しゴム]ツールを選びます。[ツールオプション]パレットの[ツール設定メニュー]で[ベクター用(交点消去)]を選択してください。

はみ出した線を消していく

消しゴムは、はみ出している線にふれるように使います。すると、線と線が交差しているところまで線が消えます。

周囲もすべて消す

同じく、周囲も消していきましょう。

格子模様からの線消し例1

交差している点まで線を消してくれるので、格子模様を描くと、いろんな消し方ができますね。

格子模様からの線消し例2

さあ、ここまでくれば、どうやって消していったのかはすぐに判りますよね。

[交点消去]は使える!

この[消しゴム]ツールの[交点消去]は本当に使えます。今回はわが家が舞台なのであまり使いませんでしたが、都会のビルや、普通のペン入れではみ出した部分や、いろんなコトに応用ができるはずです。

[ベクター]レイヤー自身に[塗りつぶし]ツールを使うコトはできませんが、新たにベタ塗り用の[ラスター]レイヤーを作っておけば、ベタ塗りも行えますので、人物のペン入れに使ったって大丈夫なんです。

これらの便利な機能を使ってカンタンにクオリティの高い背景を描くことができるので、ぜひ活用してください。

次回は背景の続きです。3DCGなどを下描きにして背景を描く方法を紹介しますね。それではまた次回!

第6回「背景を描く」
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